ケアマネ試験について
ケアマネ受験には、5年の実務経験が必要!
ケアマネジャー試験を受けるには、次の保有資格と実務経験が必要です
国家資格(法定資格)
- 実務経験
- : 保健・医療・福祉に関する資格に関わる実務に5年以上
- 対 象
- : 医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、栄養士(管理栄養士を含む)、義肢装具士、言語聴覚士、歯科衛生士、視能訓練士、柔道整復師、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士
相談援助業務
- 実務経験
- : 特定の福祉施設・介護施設に5年以上
- 対 象
- : 老人福祉施設・障害者自立支援法に基づく障害者支援施設、老人デイサービス事業、障害者自立支援法に基づく共同生活介護施設、福祉事務所(ケースワーカー)、医療機関における医療社会事業(MSW)
介護等業務
- 実務経験
- : 介護保健施設、障害者自立支援法に基づく障害者支援施設 ・老人居宅介護等事業、障害者自立支援法に基づく居宅介護などで、要介護者等の介護、介護者に対する介護に関する指導を行う業務に5年以上
- 対 象
- : 社会福祉主事任用資格者
ケアマネジャー試験の合格基準

介護支援分野 | 保健医療福祉サービス分野 | |
---|---|---|
合格点 | 13点 / 25問中 | 22点 / 35問中 |
合格者 | 「介護支援分野」及び「保健医療福祉サービス分野」のそれぞれの得点が、上記の合格点に達している者を合格とする。 |
ケアマネジャー試験合格ラインは?
皆さんご存知かと思いますが、ケアマネジャー試験は「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」から構成され、それぞれの得点を合算し合格・不合格が判定されます。
しかし、難しいのが例え「介護支援分野」が満点でも「保健医療福祉サービス分野」が合格点に達していない場合は、不合格となってしまうのです!
「介護支援分野(13点 / 25問中)」「保健医療福祉サービス分野(22点 / 35問中)」、それぞれの合格点を獲得して初めてケアマネジャー試験に合格するのです。
保有資格による解答免除を廃止
ケアマネ試験は、今まで保有資格により一部解答が免除される制度がありました。場合によっては、試験全60問中の35問も免除になる資格もありました。 しかし、これでは知識のバラつきや他の受験者と不平等となるとの理由で、平成27年度のケアマネジャー試験より「解答免除制度」が廃止されました。
ケアマネ試験出題方式
ケアマネジャー試験は、全60問:マークシートによる五肢複択方式を採用しており、試験時間は120分です。
限りある試験時間の中で、自分の得意分野でより得点を伸ばし、各分野合格点に達することが試験合格の秘訣です!
ケアマネジャー試験合格率の推移

実施時期 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成28年度 | 146,586人 | 16,280人 | 13.1% |
平成27年度 | 144,397人 | 20,924人 | 15.6% |
平成26年度 | 174,974人 | 33,539人 | 19.2% |
平成25年度 | 134,549人 | 22,331人 | 15.5% |
平成24年度 | 124,585人 | 27,905人 | 19.0% |
ケアマネ受験者は、前述の「解答免除の廃止」に伴い平成26年度試験時に17万人以上が受験し、そのうち3万人が試験に合格しました。その後は、受験者数が減少し平成28年度にはケアマネジャー試験合格者も2万人を下回る程になってしまいました。
試験合格率は、平均して15~19%の中で推移してきましたが、昨年度では13.1%と大きく下がり試験の難化傾向が見て取れます。
ケアマネジャー試験受験地域について
ケアマネジャー試験の受験地は?
試験申込日現在、受験資格に該当する業務に従事している場合は、その職場のある都道府県がケアマネジャー試験の受験地域となります。また、従事していない場合には現在お住まい都道府県で受験することになります。
各都道府県の申込情報はこちら『ケアマネ通信講座online』は、ケアマネジャー(介護支援専門員)試験合格に特化したeラーニング講座です。 どこでもできる豊富な問題数で、空き時間で気軽にケアマネ試験対策!
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